こんばんは。日曜日は第2回目のトキワカップが開催されました。
仕事関係の都合で当初は不参加予定でしたが、「ポケカがやりたい」という単純な理由で路線変更。親子で参加することにしました。
デッキを練る時間がなかったので、私は8月のMアローゼン杯で使用した「黒いMサナ」の改良VERを使用。ユウトは新しいデッキ(レインボーフォース)を用意しました。

【使用デッキ】
私たちの結果のみ書くと、私は3勝2敗、ユウトは2勝3敗という結果でした。私のデッキはかなり特徴のあるデッキで、4勝は堅いかなぁという予想でしたが、要所で運がなく、こんな日もあるかなぁという感想。ユウトのデッキは明らかに完成度が低く、これはビルダーとして私の失敗でした。
ただ、ゼルネアスとミュウとの組み合わせは可能性を感じるもので、スタジアムに次元の谷を入れることで、実用化できそうな印象を受けました。今後、まだまだ良いデッキになりそうです。

【大会結果】
決勝進出の4人のうちボルケニオンが3人。直近のMアローゼン杯でもボルケニオンが多かったことを考えると、札幌の環境のトップがボルケニオンであることは間違いないです。
デッキとしても下記の通りバランスが取れています。
①最大火力が高い
②中打点も比較的簡単に打てる
③当該デッキが複数抱えている問題をポケモンレンジャー1枚が解決

個人的には、「メジャーである水デッキに弱い」という点だけで、まったく使う気にはなれないのですが、これほど多くの使用者がいるということは、対水もそれほど苦にはしないのかもしれません。

【今後の構築の方針について】
現在の環境では、ボルケニオンやレックウザなど、いわゆる脳筋デッキが主流です。これは、少し前まで主流であったトレーナーズや特性による妨害(ガマゲロゲやオーロット)では、この脳筋たちに分が悪いことを示しています。
「状態異常」がキーワードだと思っていますが、さてさて、今後の札幌の環境が楽しみですね。

土曜日はMアローゼン杯がありました。参加者は普段より若干少ない35名程度。
そろそろユウトが活躍してくれるんではないかと期待して参加しました。

【使用デッキ】
最近仕事が忙しいこともあり、今回は練ったデッキは用意できず、ジムバトルで感触の良かった「3ブイズヤンマビークイン」を使いました。
個人的には、札幌の環境において「これは間違いないだろう」というデッキで、レック、ジガルデ、ボルケニオン等、ほとんどの相手に相性で勝ります。事故率が低いのも魅力ですね。
ガウくんもほぼ同じデッキを使っていたことに驚きました。

レシピは過去記事を参照ください(2・3枚差し替えたかもしれません)。
http://akuroma123.diarynote.jp/201609050052026410/

ユウトは、いつものレックを若干カスタマイズ。

【予選】
肝心の初戦ですが、なんと、親子対決になってしまいました。
非常に複雑ですが手加減なしで対戦。オヤジの貫録を見せることができました。
以下、予選結果は、私が4-1、ユウトが2-3。
私は無事、決勝トーナメント進出です。

私の1敗は、面白デッキの神様であるZENTAさん。
ゼルネアスBREAKがアタッカーで、ダメ加速として古代能力を持つラクライに、CP6のマルマイン特性でエネルギーをつけるという戦術でした。
ZENTAさんも4-1で決勝進出。
面白デッキで決勝進出することは相当難しいでしょう。ZENTAさんのビルド力の成せる技だと感服いたしました。

【決勝】
元々はガブリアス主体の闘デッキを使うつもりでしたが、対戦相手のウマゴンさんが以前オーロットを使っていたイメージが強く、闘は断念。予選のデッキを引き続き使うことにしました。
私の中では「ボルケニオン」は評価が低いので、決勝で使う人はいないだろうと読んで、シャワーズ⇒ロトムに差し替え。

ウマゴンさんは「ライチュウバット」を使用。ネット上ではよく見かけるデッキタイプですが、私は対戦経験がありません。ライチュウばかりマークしていたのですが、クロバットラインで大事なポケモンが特性でやられてしまい勝負あり。
今回はベスト8止まりでした。

優勝は久しぶりに参加されたパルフェさん。やっぱりお強いですね。
準優勝は前回優勝のaikenさん。前回は優勝してますから流石ですね。
この2人はボルケニオンデッキを使用。どうやら、速度が速く最近流行っているようですね。

【今大会の感想】
全体的に、グッズロック等のイジワルデッキは少なく、大会結果もその影響が色濃く出ているかなぁという印象です。
多様なデッキタイプがある方が、大会が混沌として私好みになるので、グッズロックの他、状態以上に特化したデッキなど、今後増えてくると面白いかもしれません。

次回10/30は私は参加できませんが、ユウトには面白デッキを持たせて参加する予定です(ZENTAさんのデッキを見て、ビルダー魂が燃えてきた)。









8月から始まったカリンナイトバトル、ボーマンダバトルも開催期間がわずかとなりました。今日は親子でカリンナイトバトルに参加。引き続きユウトはレックを封印。さて、今日は何を使おう?

【CP6発売の影響】
CP6発売の環境への影響ですが、スターミーの「うちゅうビーコン」、カイリューEXの「ひきあげる」、この特性が強力で、ボルケニオンEXとMサーナイトEXが強化されました。
公式のCP6レシピ紹介の中でも、この2つは群を抜いている印象です。
今後、炎デッキが増えそうですね。
(公式レシピにはないですが、Mジュカインやゲッコウガも面白そう)

【今日のデッキ】
そんなわけで、炎対策に少し工夫したのが今回のデッキです。大会直前にデッキを渡しました。まずはレシピから。

ガチゴラスEX 2
ギラティナEX 1
ゲノセクトEX 1
ギルガルドEX 1
マギアナEX 1
フーパEX 1
シェイミEX 1
ドーミラー 3
ドータクン 3
コバルオン 1

闘魂のまわし 2
かるいし 3
ハイパーボール 4
レベルボール 2
バトルサーチャー 3
バトルコンプレッサー 2
トレーナーズポスト 2(1)

プラターヌ博士 4
N 2
フラダリ 2
AZ 2
サカキの計画 2(1)
クセロシキ 1

スカイフィールド 2

W竜エネルギー 4
鋼エネルギー 8

相手のデッキをみて鋼or竜の選択ができるため、炎デッキにもそこそこ戦える予想です。
ユウトの結果は2勝1敗。1敗は事故ったらしいので、まずまずの成績でしょうか。本戦のプレイは見ていないのですが、フリーの戦いを見ていると、相手のデッキに合わせた戦い方の選択はできていないようでした。
まだまだ、「デッキ中に複数の方針があるもの」は使いこなせないようです。

【最後に】
どうやら本日使ったデッキは58枚しか入っていなかったようです。このDN書き込み中に気が付きました。上記レシピのカッコ書き分が漏れています。
対戦した方、大変申し訳ございません。

日曜日は時和さんで新たに始まった「トキワカップ」に親子で参加してきました。これまでのトキワ杯と異なり、50分3ゲームの2本先取を5戦行うという、私にとって初めてのルール。
ユウトもルールに不安を覚えて当初は参加をしぶっていましたが、なんとか説得に成功。

24名程度から4名が決勝進出ということで、決勝トーナメント進出のボーダー予想は4勝1敗。
親子の結果だけサラっと書くと、私は3勝2敗、ユウトは2勝3敗で予選敗退でした。今回は私の大会結果から学んだ教訓を書いてみます。

今回の使用デッキは旧式闘デッキ。旧式ということで、ルカリオEX、ガブリアス、チャーレムをメインにしています。
2連敗からの3連勝ということで、2戦目終了時点で決勝T進出の目がなく、モチベーション的には厳しい大会でした。
まずは私の5戦の詳細です。

1戦目(負)…○××
2戦目(負)…××
3戦目(勝)…○○
4戦目(勝)…○○
5戦目(勝)…×○○

下線部の敗北は事故負け。今回のデッキは決して事故率の高いデッキではないのですが、12試合中4試合が事故ということなので、不運の大会だったと言うことができます。

さて、ここからが本題です。
多くの方が「事故ったから仕方がない」と、悪く言えば「言い訳」を口にする経験があると思います。今回の私のケースも同様ですが、実は決勝進出の目がなかったわけではありません。
上記勝敗表の1戦目3本目を勝利していれば、4勝1敗で決勝トーナメントに進出していたのです。
つまり、「運が悪い」といいながらも、「実力」で肝心な試合を落としていたわけです。

札幌の権威ある大会であるメガアローゼン杯(旧うきにん杯)をみると、トッププレイヤーの「決勝進出率」は7割前後だと私は予想しています。
彼らにも「運が悪い」ことは当然ありますが、ワンチャンスが残る程度の悪さであれば、高確率でそれをものにする力、あるいは「執着」を備えており、その結果が7割という成果なのでしょう。
(※7割というのは、あくまで私の経験則上の算出になります)

トキワカップは、斬新な試みもあって楽しく参加することができました。「サイドボード15枚」というルールがジュニアに不利に働く(ジュニアはこのルールを十分に活用できない)ことが気になっていましたが、決勝T進出4名のうち3名が中学生以下という驚きの結果。子供の力はすごいなぁと感心しきりです。
サイドボードルールがないVERもやってみたいという印象でした。














8月のMアローゼン杯に使用したMサナデッキですが、このデッキを作るきっかけとなったのが「なかよしレスキュー」。たまたまヤフオクで見つけたのですが、入手方法が限られているので4枚購入してしまいました。
味のあるカードなので、使い方を紹介します。

【効果】
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のトラッシュからポケモンを1枚選び、相手に見せてから、手札に加える。(選ぶのは相手から行う。)

【基本的な考え方】
相手にも利益があるため、以下2つを満たしているデッキとの相性が良いです。
①自軍に相当な利益をもたらす
②相手の利益を無効にする

①はシェイミの使い回しが思い当たるところで、Mサナとの相性はバツグンです。レインボーフォースのゼルネアスも良い組み合わせになりそう。
②は「相手にポケモン増えようが関係ない」というコンセプトのデッキで、ワンパンを狙うデッキがこれに当たります。

【シェイミとの相性】
やはり上記①の効果は絶大で、現環境の中では最も「ドロー性能が高いグッズ」だと思います。サポート権をドロー以外に費やすことができることが大きいですね。
公式のデッキレシピに、なかよしレスキュー4投しているものがありました(ポケキュン・ブースターEX)。面白いデッキを作る公式からのヒントなのかなと感じます。

【これからに期待】
現時点では、Mサナとの組み合わせ以外では、決定的な役割は持てない印象ですが、今後の新カードによっては、大物に化ける可能性が高いカードでしょう。
一応、公式のリンク(レシピ紹介の方)を張っておきます。

http://www.pokemon-card.com/levelup/recipe/cp3.html





カードゲームでは、プレイングと構築、この2つが大きな要素となりますが、ジュニアの方々には「構築」は高いハードルでしょう。我が家のユウトもデッキ構築はパパまかせです。
私としては色々と工夫をしてデッキが構築できるように導きたいのですが、その一環として、9月のジムバトルは毎回違うデッキを持っていくようにしています。
様々なデッキタイプを使用することで、デッキ特有の「狙い筋」や「弱点」を知り、相手のデッキに合わせた戦い方もできるのではないかと期待しています。
このDNでしばらくは、実際に使用したデッキを紹介して、その特徴をみてみたいと思います。

ユウトがこれまで使っていたデッキについて少しふれますと、ずいぶん長く白レックを愛用しています。最近はレシラム軸のものを使っていますが、デッキが手になじんでいる印象です。
ぶんまわし系デッキで、高い勝率を確保できるものでしたが、テクニカルなデッキを使ってプレイングをステップアップしたいという意向からレック卒業としました。

さて、今週は2回ジムバトル(うち1回はカリンナイトバトル)に参加しました。

1回目は過去に紹介した(ような気がする)オニゴーリ・ガマゲロゲを使用。
基本軸のブルパンから、相手のデッキに合わせて妨害特化かオニゴーリの瞬間冷却を選択するデッキです。この「相手のデッキに合わせる」というのがまだ難しいようで、デッキを使いこなすには時間がかかりそうです。
結果は2勝1敗。

2回目はビークイン・メガヤンマ(レシピは最下部に)
弱点狙いブイズ(サンダース、ブースター、シャワーズ)を投入しています。タイプとしては「よるこう」に近く、妨害は考えずにひたすら場のポケモンを倒す。いわゆるぶんまわし系のデッキでしょう。
現環境で採用率が多いMレック、ジガルデ、イベルタルなどに弱点を突けることが特徴で、トラッシュのポケモンが少なくてもワンパンを狙えます。メガヤンマがいるので、カリンによるトラッシュリセットもそれほど苦にはしないはずです。
これも結果は2勝1敗。1敗の内容が良く(ガウ君相手に5-6)、本人もデッキが気に入ったようでした。
私としては、ぶんまわし系デッキ以外で活躍してほしいのですが、なかなか思惑どおりとはいかないようです…

ミツハニー 4
ビークイン 3
ヤンヤンマ 4
メガヤンマ 3
アンノーン 4
イーブイ 2
ブースター 1
サンダース 1
シャワーズ 1
シェイミEX 2

ハイパーボール 4
レベルボール 4
バトルサーチャー 3
トレーナーズポスト 2
ちからのハチマキ 2
びっくりメガホン 1
バトルコンプレッサー 1
なかよしレスキュー 1
ヘッドノイザー 1

プラターヌ博士 4
N 2
フラダリ 2
サカキの計画 1
センパイとコウハイ 1

巨大植物の森 2

W無色エネルギー 4

















Mアローゼン杯の決勝トーナメント進出デッキから、最近の傾向をみてみようと思います。
まずは決勝進出した8名のデッキです。

・格闘(ジガルデ・レジロック)
・ゲッコウガ
・イベダーク
・鋼(ドータクン)
・よるこう
・Mレック(3人)

少し前までは、ゲッコウガ、よるこう、この2タイプに戦えるデッキというのが前提だったかと思います。そして、その結論がグッズロックでした。
カリン登場後はよるこうが激減していますので、この前提が崩れています。

現在の環境で、最も注視すべき(言い換えれば「最強」)はMレックと考えており、実際にユウトに使わせています。今大会でも3人が決勝進出と結果を出しています。Mレックへの対抗策としてはニコタマ破壊が有力でしょう。よるこうへの対応は「破壊」というよりも「つけさせない」ことが重要でしたから、環境のエネルギーへのアプローチは変化しているといえます。

また、もう1つ気になっていることがありまして、M進化が活躍できないことです。今回の決勝進出8デッキ中、レック以外では該当はありません。
推測するに、メレシーやレジアイスなどEXによる突破が難しいポケモンが現環境で多く、M進化関連のカードに容量を食われてサブアタッカーの確保が難しいことが関係しそうです。

私は今回、M進化デッキを使用しましたが、どうしても狙いが単調となってしまい、あまり融通が利かないという印象でした。


こんばんは。先週から多忙で1週間ぶりの更新になります。それだけ夏休みを満喫できたということでしょうか。
さて、今日は月に1度のお楽しみである「Mアローゼン杯」。北海道マラソンと同日開催となったため、事前に通行止エリアをチェックしていざ参戦。

今回、私はシェイミ狩の最新作、ユウト(小3)は馴染んだハイブリッドレックで挑みました。ユウトのレックは、今回をもって封印(色々なデッキを使うべきという私の意見ですが…)という決意もあったので、ユウトには密かに期待していましたがさてさて。

【アローゼン杯の決勝進出ライン】
アローゼン杯は50名程度の参加者に対して上位8名が決勝進出となります。予選5戦を行い、決勝へのボーダーラインは4勝1敗。3勝と4勝の壁は厚いです。
今回、私は3連勝からの2連敗で予選敗退。思い返すと、4戦目は「大事な1戦」でしたが、悔しい結果となってしまいました。
一方、ユウトは初戦敗北からの4連勝で決勝進出。初戦敗北はモチベーションの低下が相当だったと思いますが、そこからの巻き返しは見事。私も見習わないといけません。

【今日の決勝トーナメント】
今回、決勝8名のうち、5名が大人、3名が小中学生でした。「大人」といっても、私のようなパパさんプレイヤーから、大学生(おじさんの私から見ると、だいたいみんな大学生に見えますが、本当はアラサーかもしれませんが…)まで多種多様です。
ベスト4に残ったのは、会長さん、aikenさん、ガウくん、ウマゴンさん。さすが強豪が残っています。ユウトは決勝初戦で会長さんと対戦して敗北。緊張感のあるステージで、強豪と戦えたことは良い経験になったでしょう。

ベスト4のデッキタイプはあえて書きませんが、みなさん個性的で多様でした。このあたりは北海道の環境ならではといったところでしょうか。
決勝はaikenさんVSガウくん。序盤、ガウくん好調・aikenさん不調とハッキリしていたので、1・2ターン目の段階では「勝負あった」と思って見ていましたが、結果的にはaikenさんの我慢が実る形となりました。「我慢して勝つ」ことは、テクニカルな勝ち方であり、また、勝利の選択肢を増やすことでもあるので、ジュニアの皆さんには是非身に着けてほしいです。

【さいごに】
大会のシリアスな点に注目して書きましたが、Mアローゼン杯は初心者の方も楽しめる大会になっています。大会順位にかかわらず豪華景品がもらえますし、ジュニアだと拡張パックも1パックプレゼントされます。
私のような親子参加、さわやかな大学生風の方、すてきなお姉さんと参加者も多様なので、まだ参加されたことのない方は是非1度参加していただく事をお勧めします。












こんばんは。札幌はいよいよ来週から小学校がスタートします。本州はあと1週間ぐらいは夏休みでしょうか?
さて、今日はバトルサーチャーを取り上げます。わかりきったカードなので、カード効果の説明等は省略します。

【高価なカードなのか?】
私は「バトルサーチャー=高額カード」というイメージを持っています。
現在一般販売されている入手方法としては、①ハイパーメタルチェーンデッキ②ゴルダックBREAK&パルキア、③CP4プレミアムチャンピオンパックがあります(マスタービルドは除外)。
①…1,000円で2枚確定
②…1,500円で1枚確定
③…500円で1枚当たるかもしれない
こう考えると、安くても1枚500円。ヤフオクでもあまり安くはなっていないので、やはり高いカードに属するのでしょう。

【デッキに何枚入れるのが正しいのか?】
私は3枚入りを基本にしていて、私の経験上、この枚数が適正値となる可能性が高いと考えています。デッキ構築の際は、何も考えずに一旦3枚入れてしまい、その後のデッキ調整の中で必要があれば増減するという手法をとっています。
これまで様々なデッキを作りましたが、最終的に4枚を投入したことは(多分)1度もありません。本DNで紹介した自前デッキも大体は3枚になっているはずです。

「こんなデッキなら4枚入れてもいいかな」という条件を考えてみました。
・バトルコンプレッサーが3枚以上入る
・60枚デッキ中サポートが8枚以下である
・特にエネ破壊を主軸としている
うーん、こんなデッキはあまりありませんね。今後も3枚入りが多くなりそうです。

【終わりに】
「バトルサーチャー4枚」は一般常識になっていますが、ここに疑問を持ったことのない方は、一度深く考えてみることをお勧めしたいというのが、本記事の趣旨です。
どのデッキにも適正値は必ず存在します。
あなたが作ったデッキの適正値を固定観念で決めてはいませんか?

4枚がベストというご意見もあってしかるべきで、コメントなどいただければ幸いです。

札幌は明日から雨が続くそうです。もう夏休みも終わりということでしょうか。うーん残念。仕事が忙しくなると、書き込みも少なくなりそうです。

さて、札幌では「メガアローゼン杯」という自主大会が、だいたい月1回開催されています。以前は「うきにん杯」という名称だったのですが、アローゼンさんがイベントオーガナイザーを取得したのを機に、名称変更をしたと記憶しています(間違っていたらゴメンナサイ)。

私にとって、ポケモンカードにおける一番の楽しみが、この「メガアローゼン杯」の参加になります。私は過去6回参加したことがありますが、だいたい50人程度が集まり、年齢問わず盛り上がっているところです。
参加者の想いは様々だと思いますが、「練りに練った新作を初披露する」というのが私の楽しみ方です。ほとんどの場合、ジムバトル等での試作運転も行いません。
初披露の場とする理由は2つありまして、1つ目にプレイヤースキルがない私が優勝を狙うためには、既存デッキにない形で虚をつく必要があること。
そして2つ目に、パパさんプレイヤーである私の存在意義というか、大会を盛り上げたいという気持ちがあります。何回か続けていくうちに、「今回はどんなデッキを使うんだ?」と注目してくれる方も現れて、自己満足ではありますが本当に楽しみに「メガアローゼン杯」に参加しています。

前置きが長くなりましたが、優勝を狙う秘策として「シェイミ狩に特化したデッキ」をこれまでいくつか試してきました。理想が叶えば、2・3・4ターン目にシェイミEXを倒して勝利できるという仕組みです。
今回はこの第一弾であるラティオスデッキを紹介します。まずはレシピから。

ラティオスEX4
MラティオスEX3
フーパEX2
シェイミEX2
ジラーチ1

メガターボ2
時のパズル4
ハイパーボール4
ちからのハチマキ2
トレーナーズポスト2
バトルサーチャー2
ラティオスソウルリンク3
ターゲットホイッスル2
ポケモンいれかえ2
かるいし2

プラターヌ博士4
フラダリ2
センパイとコウハイ2
フウロ2

パラレルシティ2

超エネルギー5
水エネルギー2
Wドラゴンエネルギー4

シェイミを狩りまくるためには、それに必要な手順をキャンセルできる要素が必要があり、このラティオスデッキではベンチ狙撃によりフラダリをキャンセルしている格好です。

このデッキは私にとって2回目となった「うきにん杯」で使用したデッキで、予選5戦5勝と活躍してくれました。初見でこちらの思惑を完全に予想するのが難しいことも勝利の要因の1つでしょう。コンセプトはシェイミ狩ですが、裏芸としてファストレイドキルがあり、5戦のうち1回はこれで勝ちを頂くことができました。
当時はXY9までの環境でNが存在しなかったことが大きく、都合よくシェイミを狩れたのですが、現在はこのまま使用すると終盤にエネルギー切れを起こしそうですね。

シェイミを狩るロマンはまだまだ続きます。続きはまた次回以降に。







夏休みシーズンも残りわずかとなりました。仕事が忙しくならないうちにDNを書き溜めておこうと思います。
今日は「サカキの計画」。最近、私の中では評価が上がってきたカードで、大体のデッキに1枚は差すようにしています。

<基本スペック>
当時はビックリした「2つの効果から選べる」カードでした。
①自分の手札が5枚になるように、山札を引く。
②この番、自分のポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+20」される。

<再評価の理由>
1つ目としては、中打点の技を微妙に耐えるポケモンの増加です。
HP130程度のポケモンがこれに当たり、サカキの計画によりジャスト気絶というシーンが増えてきたような気がします。

2つ目は、Nとの比較です。
終盤、サイドレースが優位な局面で唯一手持ちのカードがNであるよりは、サカキの計画の方が有効です。こう考えた場合、Nを3枚詰むよりは、N2枚・サカキの計画1枚と配分した方が、確率的に優位だろうという考えです。

3つ目は、ドロー特性ポケモンの増加です。
プラターヌ博士等を極力入れたくないため、サカキの計画にシフトしているイメージですね。

<効果的なデッキは?>
以下のデッキでは活躍が期待できるので、2枚投入もアリです。
①ダメージが少ない技を多用するデッキ(ガマゲロゲEX、ボルケニオン等)
②+40ダメを期待できるデッキ(各種デュアルタイプ、Ω連打)
③自分でダメージ域をコントロールできるデッキ(ボルケニオンEX、MサーナイトEX)

<サンプルデッキ>
自宅PCのエクセルメモを見たところ、ちょうどチャーレムのレシピがあったので参考に載せておきます。
相当古いので、今の環境での活躍は厳しそうですね。

ルカリオEX2
フカマル2
ガバイド1
ガブリアス2
アサナン3
チャーレム2
ランドロス1
アンノーン2
きあいのタスキ2
ちからのハチマキ3
バトルサーチャー3
ふしぎなアメ2
レベルボール2
びっくりメガホン1
改造ハンマー1
トレーナーズポスト2
ハイパーボール1
ポケモンいれかえ1
はかせのてがみ1
サカキの計画2
ジャッジマン2
フラダリ2
コルニ4
プラターヌ博士4
ファイティングスタジアム2
ストロングエネルギー4
闘エネルギー6



私は半年程前に炎デッキの魅力にはまり、以後炎デッキを使い続けています。当時はロクなポケモンがおらず不遇の時代が続いていましたが、XY11でボルケニオンEX、カエンジシBREAKなどの有用なカードが現れ、今では炎デッキを使用する方もチラホラ見かけます。
さて、当時からデッキ構築で悩まされたのは「デッキの安定感」。炎デッキ最大の魅力である鍛冶屋を毎ターン使うには、ドローサポート権を放棄せねばならず、必然的にドローをグッズや特性に頼ることとなります。
今日は安定感を底上げする「ファイアロー」を分析します。

【ファイアローを導入する際の考え方】
デッキに安定感を求めるためには、初手の事故率(ドローカードがない確率)をできる限り低くする必要があり、私は「ドローカード14枚以上」をデッキ構築の基準としています。

求める事故率の計算を中学生が分かるようにみていきます(大人や興味のない方は飛ばしてOKです)。
初手の7枚と最初のドロー1枚の計8枚について、ドローカード以外のカードを引く確率を掛け合わせることで計算します。仮にドローカードを14枚として計算してみましょう。

初手7枚中、最初の1枚目がドローカード以外の確率は
初手1枚目…46/60

2枚目以降の計算の際は、分母と分子からそれぞれ既に引いた数を減じて計算します。
初手2枚目…45/59
初手3枚目…44/58
初手4枚目…43/57
初手5枚目…42/56
初手6枚目…41/55
初手7枚目…40/54
最初のドロー…39/53

それぞれの解を掛け合わせると、10.20%となります。
つまり、ドローカードを14枚入れた際の事故率は10.20%となるわけです。
以下、ドローカードの枚数により、事故回避率(1-事故率)は下記のとおりとなります。

10枚…79.02%
11枚…82.37%
12枚…85.25%
13枚…87.71%
14枚…89.80%
15枚…91.58%
16枚…93.07%

私は事故って負けるのはイヤなので、最低でも14枚である約90%を基準としているわけです。
(あくまで「最低でも14枚」で、実際に使用するデッキは15~16枚が多いです。)
話しは戻り、炎デッキはドローソースをサポートに頼れないため、目標の14枚は非常に難しいです。そこでこの確率計算の底上げをしてくれるのがファイアローとなります。

【初手ファイアローの確率】
ファイアローは初手7枚にあって初めて活用できます。4枚投入した際に、初手に1枚でもある確率は以下のようになります。

1-(56/60×55/59×54/58×53/57×52/56×51/55×50/54)=39.95%

この計算ではマリガン(タネポケモンがない)の場合を無視していますので、実際の確率は4割以上になります。この4割については、ファイアローの技(40ダメ:山札より任意の2枚を加える)により事故は回避されることになります。

最終的な事故回避率を9割に設定した場合、ファイアロースタートとならない全体の6割が目指す事故回避率は下記計算により算出されます。

40%+60%×(X)=90%
(X)=83%

ほぼ近似値となるドローソース11枚を目指すことで、全体の事故回避率90%を確保できるわけです。

【ファイアローを投入する際の注意点】
初手にないファイアローの処理方法は考慮すべきです。相性がいい下記カードは多めに投入すると良いです。
・ハイパーボール
 ⇒シェイミEX入りなら4枚確定でしょう
・ダートじてんしゃ
 ⇒鍛冶屋とも相性が良いので4枚
・バトルコンプレッサー
 ⇒2枚あれば十分でしょう

また、技:エアロブリッツはポケモンを場に出せるわけではありません。ドローソースをマフォクシーやオクタンに頼る場合は、デデンネを1枚差すことで安定感とスピード感が増します。

【おわりに】
以上、ファイアローの有用性について確率論によるアプローチから分析しました。個人的にはファイアローを入れるならファイアローBREAKも入れたいですね。なので、サザンドラ等のロマンデッキの底上げにはお勧めしません。
炎デッキについては、私なりに相当試行錯誤していますが、それでもトップ環境にはほど遠く、いつも不遇という印象です。しかし、それが炎デッキの良いところでもあり、皆さんの心をつかんでいるのではないでしょうか。

サンプルレシピは時和さんのホームページから、BREAK3種の炎デッキを。
http://tokiwa.game-info.wiki/d/2016.07.24.13%3a00
こんばんは。今日もまったりとした一日、明日もまったりしそう。そして明後日は休日、ボーマンダ&カリン大会。昨日に続き夏を楽しもうということで、夏は虫取り、トンボ採りのメガヤンマを取り上げます。
このメガヤンマ、XY11でひときわ異彩を放っており、様々なデッキに投入の余地があるため個人的には大注目のカードです。

<メガヤンマのスペック>
特性:ソニックビジョンが秀逸。手札4枚ならエネルギーは不要。通常は50ダメージですが、ポケモンのどうぐがついている場合は120ダメとなります。草タイプというのも現環境にはフィットしており、ジガルデEX、ガマゲロゲEXはワンパンも可能です。
逃げエネ0というおまけつき。

<メガヤンマBREAKのスペック>
HPは110から140に上昇。ペネトレイトという100固定の技が追加されます。

<どこが強いのか?>
やはり0エネで起動できるところが最大の強みでしょう。
ミルタンクの「ひゃくにんりき」を覚えているでしょうか?条件付きで1エネ80ダメでしたが、これを凌駕しています。
自軍のポケモン育成の片手間に50ないし120をプレゼントできる、と考えることもできます。

<メガヤンマBREAKは必要か?>
「基本的に必要なし」が私の見解です。
そもそも、メガヤンマはサブアタッカーという位置づけで、その独特の特性から、期待される役割としては以下のものがあげられます。

①メインアタッカーが育つまでのつなぎ役
②奇襲攻撃役
③対戦相手のポケモンの道具使用の牽制

①~③の考え方でいけば、メガヤンマBREAKまで進化する利点はありません。1ターン力を発揮できればお役御免なので、ワンパンされることを気にする必要はないわけです。
2-2または3-3-1のラインが私のイメージです。

<メガヤンマの相方は?>
特性を活かすことを出発点に考えると、下記の方向性から相方を探すと良さそうです。
①エネ不必要を活かす
⇒カラマネロEXやゲンシグラードンEXの育成
②相性補完役とする
⇒カエンジシ&メガヤンマ、ライボルトEX&メガヤンマ
③ポケモンのどうぐ牽制との相性
⇒Mハッサム(スタジアム、特殊エネを破壊)
④巨大植物の森の最大活用
⇒ジュカインEXなど


ざっと書きましたが、幅広い活躍が期待できそうですね。
ちなみに私、XY11はおまけパックに期待して4パックずつのバラ購入(それぞれ計1箱分)していたのですが、メガヤンマラインの引きが相当偏っていました。

ヤンヤンマ…0枚
メガヤンマ…1枚
メガヤンマBREAK…3枚

実践投入はこれからですが、カラマネロEXとMハッサムがおすすめでしょうか。上記以外で1つシークレットもあるので、うまく回ればご紹介できるかもしれません。







今週はNO夏休みWEEKですが、お盆前ということもあり、まったりと過ごせそうな予感がします。
さて、最近巷で噂のWTB(ウォターツールボックス)ですが、早速デッキを組んで試している方も多いと思います。涼しげで、安上がりなところが良いですね。
とはいっても、私自身まだデッキ構築はしていません。まさかのマナフィEX不所持なのです。
なので、WTB構築に当たっての個人的な感想を残したいと思います。
夏はこう楽しめ。WTB。

①サブアタッカーを工夫する
ガマゲロゲメインで、サブはグレイシアEX、レジアイス、フリーザー、システム役としてマナフィEX。これがスタンダードですが、まだ活躍できるポケモンがいるかもしれません。
環境にフィットするポケモンを見つけてオリジナリティを出せるチャンスは限られているので、この夏に是非チャレンジしたいですね。
早速、氷を主とした形で活躍された方もいるようです。
http://koh44aocrow.diarynote.jp/201608082253082002/

②ドローソースを工夫する
ドローソースをオクタン寄りにして、サポートカードにオリジナリティを求めるのもアリです。前回のオクタン記事を参考にしていただければ、ノープラターヌ、ノーNも夢ではないですね。

③そもそも守備的デッキを目指す
WTBは、相手に合わせたサブアタッカー選択で力を発揮しますが、水タイプは妨害特性持ちポケモンも多いので、これを活かすのもアリです。ヤドランやガメノデスがこれに当たりますね。グッズロック下において、ピンポイントな嫌がらせは本当に辛いはず。
公式に近いレシピがあるので参考にどうぞ。
http://www.pokemon-card.com/levelup/recipe/xy10.html#anc-08

④逆にWTBを攻略する側に立つ
WTBが活躍した背景として、「初見のため対応策が発見できなかったこと」があるそうです。既にWTBはネタバレしているわけで、その対応策を愛用のデッキに組み込むことに熱意をそそぐのもアリです。
自分であれば、シェイミ狩のごとくマナフィを3体狩りたいところです。

既存のデッキに比べると、WTBはまだまだ工夫の余地が残されている印象です。夏休みの自由研究にどうでしょう?
(担任の先生に怒られても私は一切の責任を持ちません)




登場と同時にドロー環境を劇的に変化させたオクタン。当初は値の張るカードでしたが、CP4の発売後はお手頃価格となっています。
オクタンを使う際の、自分なりの注意点をまとめてみました。

①プラターヌ博士やNは極力入れない
ゲッコウガデッキに代表的な考え方。
1ターン1回のサポート権利をドローに費やすのはナンセンスで、プラターヌ博士、N、サナ等の一般的なドローカードは0枚を目指しましょう。ジャッジマンやサカキの計画はドロー意外の目的も含んでおり、特性ロックされた場合の保険としても有効です。

②ダイブボール・ハイパーボールは4枚ずつ
1ターン目にテッポウオを2体並べるのが理想的な展開です。確率を少しでも高くするため、この2種のボールは4投が良いでしょう。ハイパーボールは後述する「詰まる現象」も解決してくれます。

③詰まらない工夫する
「アビスハンドを使いたいのに、手札が5枚」、皆さんも経験したことがあるはずです。私はこのような状況を「手が詰まる」と表現しています。
オクタンのアビスハンドを有効に活用するためには、「消費しやすいカード」を多くして、アビスハンド直前の手札を極力少なくすべきです。「消費しやすいカード」とは、レッドカードやクラッシュハンマーなど、どのような場面でも腐らずに使うことができるカードを指します。
逆の考え方をすると、「消費しにくいカード」がNGということになります。1ターンに1回しか使えないサポートやスタジアムがこれに当たります。バトルサーチャーも同様です。
オクタン以外の進化ポケモンも極力入れないほうが良いでしょう。

④すべてのカードを使いきるイメージを持つ
通常デッキではプラターヌ博士に巻き込まれてトラッシュ行きとなるため、必要なカードは少し多めに投入することが多いと思います。①~③を忠実に守った場合、無駄にトラッシュへ行くカードはほとんど存在しないため、デッキ全体をぴったりと使い切るイメージを持つ必要があります。

③と④については、あまり意識したことがない方も多いと思います。デッキ構築としては細部の調整となりますが、この微妙なところを試行錯誤するのがデッキ構築の醍醐味ですね。





おはようございます。札幌では8/7(日)からボーマンダジムバトルが始まります。Mボーマンダ&ソウルリンクは是非ともゲットしたいですね。
ところで、先行して登場したボーマンダEXは性能が高く、各地のジムバトル等で活躍しているようです。今回、ボーマンダEXのエネルギー供給源となる「レシラム」にスポットを当ててみます。

レシラム
HP130
特性:ターボブレイズ(自分の手札から炎エネルギーを1枚選び、自分のドラゴンポケモンにつける。この特性は、このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の手札から炎エネルギーを1枚選び、自分のドラゴンポケモンにつける。この特性は、このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。)
技:ぐれんのつばさ(このポケモンについている炎エネルギーを1個選び、トラッシュする。)
逃げエネ:2

エネ加速として優秀で、2体のレシラムを使えばカオスウイールも1ターンで撃てる強みがあります。私的にはこの特性が現環境にフィットしていると感じています。いくつか理由をみてみましょう。

①壁役として優秀
②1・2ターン目に特性を使えば、ほぼ役目を終えている
③対グッズロックに比較的有利

①は高いHPは言わずもがなですが、逃げやすさも注目ポイントです。サザンドラEXの特性により、スタジアムがあればタダ逃げ可能ですし、ターボブレイズを1ターン2回使う想定であれば、ポケモンいれかえ、あなぬけのひも等のグッズも攻撃的(※)に投入することができます。
※このカードに限らず、本来守備的なカードに攻撃的な要素を付加できる使い方は強いです。

②最近は特性持ちのポケモンが活躍しており、その対抗策としてオカルトマニアやダストダス入りのデッキが多いです。このような環境において、「特性を使いたいシーンが1ターン目であること」は非常に重要です。ドラゴンタイプのポケモンはHPが高く場持ちが良いので、序盤に2回特性を使えれば十分と考えることができます。

③レシラム入りのデッキは通常、他のデッキタイプに比べてグッズ枚数が少なく仕上がります。また、高火力ポケモンが多いため、相性的にも有利といえます。

選択肢が豊富なアタッカーをチョイスできるため、オリジナリティのあるデッキ構築が可能であることも魅力ですね。
最後にサンプルとして、長男のユウトが愛用しているレシピを紹介します。よるこうが減少する中、ハイブリッドレック(W無色、W竜の両方のエネ入りという意味)は今後増えるような気がしています。
マギアナEX、パラレルシティ、あなぬけのひも等、投入に悩むカードも沢山ありますが、ジュニアらしい「ぶんまわしデッキ」になっていますね。

レックウザEX…3(竜タイプ)
MレックウザEX…3(無色タイプ)
サザンドラEX…2
ギラティナEX…1
ボーマンダEX…1
フーパEX…2
シェイミEX…2
レシラム…4

プラターヌ博士…4
N…1
フウロ…1
フラダリ…2
オカルトマニア…2
カリン…1

ハイパーボール…4
レックウザソウルリンク…2
バトルサーチャー…3
ポケモンいれかえ…2
トレーナーズポスト…2
闘魂のまわし…1

スカイフィールド…4

炎エネルギー…6
W無色エネルギー…4
W竜エネルギー…3






最後はオーロットをみていきましょう。
私自身は構築経験がないのですが、色々と分析するうちにその秘めたる魅力に気が付きました。

ゲームプランとしては、ガマゲロゲEXと似ていて、1ターン目からロックをめざし、後はひたすらサイレントフィアーを撃つこととなります。デッキ構築の方針で最初に考えるべきはサブアタッカーについてです。

<サブアタッカー>
サブアタの候補としては、フーディンEX、ソーナンスが挙げられます。フーディンはばら撒きを加速させ、ソーナンスはダメが乗った相手に対してのフィニッシャーとしての役割が期待できます。ただ、オーロットデッキが苦手とするデッキタイプへの対抗手段として、これらのポケモンは解決策を提供してくれるものではありません。大海入りデッキや白レックとの対戦をイメージすると分かり易いかもしれません。
サブアタの存在によらず1ターン目ロックが完成すれば勝ち筋であるならば、サブアタに費やすカードをドロー補助に回し、少しでもロックの確率を高くする。これが、オーロットが一番活きる型でしょう。
サンプルデッキは公式のオーロットシェイミです。
http://www.pokemon-card.com/levelup/recipe/kmb.html

<1ターンロックへの道>
では、いかに1ターンロックを完成させるか。これはミツル一択なのですが、ミツルへのアクセス方法としてシェイミEX、ハイパーボールでぶん回すのが一般的です。トレーナーズポストは4投でよいでしょう。
もし、自分がデッキ構築するならば(後述しますが、今後、オーロットはおそらく構築しません)、サポートを絞ってランダムレシーバーを投入することで、数パーセントのロック成功率アップを目指したいところです。

<トレーナーズによる妨害>
デッキ60枚中10枚程度は自由枠になります。前回記事のガマゲロゲEXでも書きましたが、「火力アップよりも相手への妨害が勝る」というのが私見です。特にグッズロック下においては特殊エネを再利用手段がなく、ニコタマを4回落とせば勝ちが確定する場面(白レックなど)もあるため、エネ破壊は必須でしょう。

うきにん様のDNに海外レシピの紹介がありました。コンセプトが明確で、オーロット利用者以外の方も、尖ったデッキのサンプルとして見ると面白いです。
http://ukinins.diarynote.jp/201607311657597775/

オーロットは汎用性が低く、1ターンロックの成否が勝敗に直結するため、安定した結果は望めません。また、どうしても勝てないデッキタイプが複数ある印象です。しかし、うきにん様のDNを読むと、この環境においては最強にも感じられます。
メタゲームが高い確実性を持つ際に、それに対して有効な形で特化するのがオーロットの正しい使い方かもしれません。






子供のラジオ体操で早朝から目覚めてしまったので、グッズロックその2を書いておきます。
3種のグッズロックの中で一番使いやすく、使われている方も多いガマゲロゲEX。前回記事のラフレシアとは全く異なる構築となります。

ガマゲロゲEXの特徴
・グッズロック性能は強
・ロック可能となるのは、最速で後攻1ターン目
・自身が攻撃する必要がある

私的デッキの方針は
①メインアタッカーはガマゲロゲEX
②ポケモンサーチとして超優秀なダイブボールを活かす構築
③サブアタッカーはワンパンゴリラ
④ブルブルパンチは非力であるため、妨害系トレーナーズを多めに

④が一番大切で、ここに絞って解説します。
ガマゲロゲEXのロックは、ポケモンレンジャーにより対策が可能となったものの未だ採用率は低く、ロックを解除することは困難です。従って、序盤はひたすらブルパンを撃つことになりますが、ここで問題となるのは「火力」です。
道具込でも30~50のダメージ域であるため、4・5ターン撃ってようやくEXを倒せる程度。おそらく多くの使用者は、この火力を上げる方向でデッキ構築していると思います。ただ、ロック性能が強いことを考えれば、別のアプローチがより良いことに気が付きます。妨害の特化です。

グッズロック化において、自軍を強化できる行動は限られており、エネルギーを張る、ポケモンを進化させる、この2つしかありません(サポートは多くがドロー系、スタジアムは支援が多いのでここでは除外しました)。
この限られた行動のうち、エネルギーについてはトレーナーズによる妨害行動、つまりエネ破壊が可能です。
自分は毎ターン30ダメージを与えつつ自軍を強化し、相手は何もできない(しても戻される)という状況の継続を目指すわけです。

私が最近使用した構築をサンプルに実際の動きを見ていきましょう。

オニゴーリEX…3
ガマゲロゲEX…2
テッポウオ…3
オクタン…3
ラグラージ…1(ダイビングサーチ)
エンペルト…1(けだかきとうし)

ダイブボール…4
ハイパーボール…4
闘魂のまわし…3
かるいし…3
トレーナーズポスト…2
バトルサーチャー…3
バトルコンプレッサー…2
改造ハンマー…1
レッドカード…1

ジャッジマン…2
サカキの計画…2
フラダリ…2
オカルトマニア…2
アオギリの切り札…2
ゴジカ…1
クセロシキ…1

うねりの大海…2

水エネルギー…6
W無色エネルギー…4

ガマゲロゲEXはメインアタッカーという位置づけですが、2匹目を使うことはほとんどないので2枚。オニゴーリは2匹目まで準備したいので3枚。ラグラージとエンペルトはアオギリ使用のみ召喚できますが、④の考え方によりラグラージから呼ぶのがセオリーです。オクタンとのセットで、ピンポイントで妨害カードを持ってくることができます。

後1・先2からブルパンを連打。その間に、トレーナーズで妨害しつつ、ベンチでオニゴーリを育成。育った相手ポケモンに対しては瞬間冷却(150~)という展開が理想。ジャッジマンは攻撃と妨害の両方に作用するナイスカードで、序盤のジャッジマンにより相手事故って終わりというパターンもありえます。

ちなみにオニゴーリEXの瞬間冷却(150)ですが、水タイプ最強クラスの火力を誇ります。ゲンシカイオーガEXにも引けを取らないとは意外ですね。

ツイッターでは文字数の制限で解説が難しいデッキ構築について、分析的に記述を行っていこうという目的から、本ブログをスタートさせました。
週に1回、特定のデッキやカードを取り上げていく予定です。皆さんのデッキ構築の参考にしていただければ幸いです。

第1回目はグッズロックの「ラフレシア」です。

現環境では、ラフレシア、ガマゲロゲ、オーロットの3種類のグッズロックが存在します。
ラフレシアの特徴としては、
・グッズロック性能は最強
・巨大植物の森が必須
・逃げる手段の確保

これらから、ラフレシアのグッズロックが目指す方向性としては、
①1ターン目にグッズロックできなかったとしても、そこそこ戦える構築
②ラフレシアを逃がす手段としてのAZ多投が必須で、回復の役割も持てると良い
③せっかくなので巨大植物の森を活用したい
というのが私のイメージです。

結果を残しているラフレシア系デッキは意外と少なく、私が思いつく限り「ラフジガ」のみです。それだけラフレシアは扱いが難しいカードということでしょう。
「ラフジガ」の作戦は非常にシンプル。ラフレシアでグッズロックし、ジガルデEXのセルストームで攻撃と回復を同時に行い、HPが少なくなるとAZで回収。メレシーBREAKでトラッシュされたエネルギーを再利用となります。3種のグッズロックの中では、対個への攻撃力はNO1で、上記①に示した「そこそこ戦える構築」にピッタリ当てはまります。②は前述のとおりです。
机上の空論ですが、グッズロック下のホウオウEXは最強かもしれませんね。

次に、ラフレシア系デッキタイプを対戦デッキとの相性でみてみます。

得意:対グッズロック、中打点系
ラフレシアは自分もロックされることが前提であるため、他の2種のグッズロックには非常に強い戦いができます。また、AZ多投により、ぐるぐる戦法に近い戦いが可能であるため、中打点(100前後)相手にも有利となります。

苦手:ワンパンゴリラ
Mレックを代表とするワンパンは苦手。他2種のグッズロックの場合、改造ハンマーやクセロシキなど、相手のテンポを落とすカードが入ることが多いですが、ラフレシア系は必要なパーツが多いこと、バトルサーチャーが使えないことなどから、これらのカードが入る余地はありません。
こちらには、ワンパンゴリラを逆にワンパンできる火力もないため、負け筋となります。
同じような理由から、弱点を突かれるデッキにも非常に弱いです。

カリンの登場により、Mレックが流行るという噂を耳にしましたが、そのような環境ではラフレシアの活躍は難しいかもしれません。

最後に、ジガラフ以外のラフレシアデッキを紹介します。メレシーBREAKの登場により、私的に封印されたデッキですが、それ以前の環境ではなかなかな活躍をしてくれました。

カイリューEX…3
ジュカインEX…3
MジュカインEX…1
シェイミEX…1
ナゾノクサ…2
クサイハナ…2
ラフレシア…2
イトマル…1
アリアドス…1
アンノーン…4

レベルボール…4
ハイパーボール…4

プラターヌ博士…4
AZ…3
ポケモンだいすきクラブ…3
ダイゴ…2
フラダリ…2

巨大植物の森…4

草エネルギー…7
電気エネルギー…3
Wドラゴンエネルギー…4









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